2020/06/19避難訓練
施設が建っている南区は、大雨の時に冠水してしまう地域が何か所かあります。
そして、津波や河川の決壊がおこってしまうと、確実に水が上がってくる地域です。
今回の避難訓練は夜勤者の時間帯に、天竜川の決壊がおこりそうだという想定で行われました。
芳川の里では、夜勤者3名と宿直の4名。いしはらの里では夜勤者2名。
それぞれの施設の夜勤者が、実際にご利用者を2階に誘導したらどれくらいの時間がかかるのか?
時間を図りながら開始します。
まずはいしはらの里から。
見学する職員はついつい手伝いそうになってしまいますが、ここはぐっと我慢です。
まだ停電はしていない設定なので、エレベーターを使って2階に行きます。
芳川の里では夜勤者3名役と宿直役が、誘導の仕方を分担をします。
こちらもエレベーターを使って誘導。夜勤者役はフロアからエレベーター前までご利用者を誘導。宿直役がエレベーターを何往復もし2階に案内します。
最後に、防災委員から今日の訓練についての講評がありました。
今回の訓練は夜間想定ということでしたが、日中に行われたのでご利用者はそれぞれフロアでくつろがれている時間。誘導もスムーズだったことでしょう。
本当に夜勤帯で災害が発生したら、ベッドから車いすに移乗しエレベーターまで誘導していくことになります。停電していたらエレベーターも使用できません。
いしはらの里1階のご利用者は9名。芳川の里の1階のご利用者は35名。考えただけでも怖くなりますね...。
今回の訓練で、避難にかかる時間をある程度推測することができるようになったと思います。何度も訓練を繰り返し、ご利用者を安全にスムーズに誘導ができるようにならなければいけませんね。