芳川の里・いしはらの里たんぽぽブログ

今日は芳川の里に入所されている方の誕生日。
ご自分で歩くことも食べることもできる方なので、お誕生日にはいつも担当の職員と買い物をし、食事をしてくるというデートを楽しまれていました（そういえば、この方の担当はいつも男性職員だったな...）

このコロナ禍ではもちろん外出はできないので、今年は担当職員が買い物の代行です。

買い物に行く前に担当職員が入居者さんにリサーチしています。
「誕生日は何にしましょう？」
「わし餃子が好きだな」
「よくラーメンを食べに行ってましたね」
「あ、おいなりさんも好きだよ。そうだ、寿司がいいね！」と、楽しそうに話されたのち職員が用意したものは...

お寿司と餃子です！
組み合わせとしてはちょっと不思議ですが、どちらもご本人が好きなもの(^^♪
せっかくなら美味しく食べてもらいたいと、買ってきたパッケージから陶器のお皿に盛り付けし直して...。

カウンターテーブルの木目模様が、まるでお寿司屋さんのカウンターのよう(*^-^*)
まぐろ、いか、いくら、えび、サーモン...もちろん、リクエストがあった稲荷寿司もありますよ～

買ってきてくれた担当職員と記念撮影～～　なぜかこの方、カメラを向けるとすまし顔になってしまいます。
「そんな急に笑えんよ～恥ずかしいゎ～」ですって。いくつになっても女子なのかな？？

お一人だけ誕生日食なのでいつも一緒に食べている方々とは別テーブルで、今日は担当職員と過ごします。もちろん密に気を付けて、大きい4人テーブルに対角で座ります。
大好きなごちそうを前に、カメラを向けた時よりも嬉しそうなお顔(*'ω'*)
「お誕生日おめでとう！どうぞ召し上がれ！」

手前にあったまぐろを、一貫丸ごと口の中にポンッ！しみじみ噛みしめるように、おいしそうに召し上がっていました。
なかなか外出もできませんが、こういったリクエストにはたくさんお応えしたいものです。

今年度を振り返ると、夏祭りは規模縮小し、文化祭は中止になり、初詣にすら行けなかった一年間。
もう少し経てばコロナ感染症のワクチン接種も始まり、また今まで通りに外出や行事が楽しめるようになるのでしょうか？なかなか見通しを立てることは難しいですが、皆さんと一緒に楽しめることはたくさんしていきたいと思います。