2021/11/12急変対応勉強会*両デイサービス
芳川の里の玄関ポーチが秋色に変わりました。
朝夕の空気はすっかり冷たくなって、きっと山の方では紅葉も始まっているでしょう(*^▽^*)
芳川の里ではさざんかの花が咲き始めましたよ。だんだんと冬の装いになってきますね。
さて、そんな秋深まる中、芳川デイサービスと認知デイかよいとで、急変対応の勉強会が開催されました。
ご利用者の中には様々なご病気を持った方がいらっしゃいます。普段は何事もなくご利用されていても、ある日突然 発症する可能性がないわけではありません。そんなとき、慌てるだけで何もできず、どうしようどうしよう...なんて言っていては、ご利用者の安全を確保できません。
急変に気付いたら、まず何をするのか?
どんな物品が必要なのか?
すぐ対応できるために、常日頃行っておくべきことは何なのか?
救急搬送のタイミングはいつ?
ご家族への連絡は?
看護師が作成した勉強会の資料を見ながら、皆さん真剣です。
急変しているご利用者の対応はもちろんですが、他のご利用者が不安にならないよう配慮したりと役割分担も必要です。
座学が済んだ後 役割分担を確認し、実際にご利用されている方の病歴に沿って実践です。救急隊が到着するまでの流れを確認していきます。
「〇〇さん!大丈夫ですか!大丈夫ですか!」
「返事ありません!看護婦さん呼んで!」
「バイタル取って!」
ご利用者人形に看護師が心臓マッサージをしながら「パーテーションしよう!」「吸引機持ってきて!」「AEDの連絡して!」と的確に指示を出していきます。
座学中に『AEDを持ちに行くのはタイムロスがあるため、特養の看護師さんに内線で応援を頼みつつAEDを持ってきてもらう』など打合せもしました。
「119番通報して!」「ご家族に連絡入れて!」看護師の指示にスタッフが返事をし、フロア内を動き回ります。
「救急車呼びました!」「ご家族に連絡付きました!」そうなんです。指示に対しちゃんと報告も大切なんです。緊急場面でも正しく情報共有できていることが重要なんです。
両デイ職員だけでなく他部門からも参加した職員が居るため、パーテーションの向こうの動向をじっと観察しています。
「AEDは必要が無ければショックを行いません。最近のAEDは私たちが何をしたらいいのか、ちゃんと支持をくれます。まずは慌てず、AEDの指示に従ってください」
「嘔吐や吐血があった場合、窒息する可能性もあるので顔を横に向けてください。その際、膝を曲げてあげると横に向きやすくなります」
看護師からの説明に、パーテーションの向こうでは職員たちが真剣に頷いていました。
本番さながらの雰囲気で、救急隊到着までそれぞれ何をしなければいけないかが確認できた様子です。
実際に確認してみることで、新たな課題が見えてくるでしょう。常日頃、緊急事態に備えておくことも大切なんですね。
可愛い起き上りこぼしが、今日もご利用者をお迎えしています(*´ω`*)
施設をご利用してくださる皆さんが、安心して通ってきてくださるように職員一同お待ちしておりますね!