芳川の里・いしはらの里たんぽぽブログ

静岡県病院協会「感染防止対策のための施設訪問指導」にお願いをして、2年ぶりに浜松労災病院の西山理恵先生にお越しいただきました。施設内をラウンドして頂き「清潔」「不潔」の区別を意識することや物品の管理、清掃が不足している箇所の指摘などをしていただきました。そのあと、各部門の感染委員・看護職員を対象に、施設職員の感染予防に対する意識を高めるための効果的な教育方法などについてご講義をいただいたあと、手指衛生や個人防護具の着脱方法について確認しました。

感染対策の目的は、

「感染防止と医療安全の先にあるご利用者やご家族、職員一人ひとりの希望や幸せな時間を繋ぐこと」

と教えて頂きました。コロナ禍では、これまでの日常生活を続けられなくなった恐怖や不安感をたくさん味わいました。これから私たちが施設生活を取り戻していくためには標準予防策を確実に身につけて実行していくことが大切です。全職員で共有し、あたりまえの毎日を穏やかに継続できるよう、感染予防に努めていきたいです。

西山先生、お忙しい中貴重なご指導をありがとうございました。