2023/11/08恒例秋の風物詩
毎年、「そろそろ柿がいいですよ」と声をかけて下さるご地域の方から今年も渋柿をいただきました。4歳児(きい組)の子ども達がお宅まで伺うと、脚立を用意してでむかえてくださいました。
「あそこにあるよ」「私にもちょうだい」とにぎやかな子ども達と一緒に収穫させていただきました。
「みんなが食べている柿と何か違うよねぇ。どこが違うと思う。」との問いかけに「いろ!」「かたち!」「おおきさ!」などさざまな答えが・・・。「おいしいかねぇ。食べてみる?」「あお組さん(5歳児)にもあげよう」と言いながら帰園。
早速、給食室に持っていき、柿を預かってもらいました。そして、おやつのときには、剥いて食べてみることに。「柿好きだから大きいの食べたい」とはりきって持っていきパクリ。すると・・・何とも言えない顔をする子ども達。「食べれない」「シュワシュワする」などの声が。そこで、「これはね、渋柿でみんながおやつで食べている柿とは違うんだよ」とたねあかし。でも、「おいしくして食べる方法があるんだよ」と伝え給食の先生にバトンタッチ。
干し柿にして食べると甘くなることを教えてもらい、作るところも見せてくれました。今年は、まだまだ暖かい日が多いので、上手くできるか心配ですが、あまーく美味しくなるといいなぁ。食べごろが待ち遠しいです。
保育園の近くでは、中々見ることができない光景です。
様々な所で地域の方たちに気にかけていただき、本当に感謝です。
渋柿と甘柿があることを知らなかったり、渋柿を干すことで甘くなり干し柿ができることを知らなかったりする大人も増えている ので、是非知ってほしいし伝えたいという思いからはじめたなのはな保育園の干し柿づくり。これからも続けていきたいです。