2013/12/14みんながんばったすもう大会
寒さの厳しい12月14日恒例のたんぽぽ保育園のすもう大会が行われました。この日はとことこさん(2才児)からすくすくさん(5才児)までがすもうをとります。寒ーい一日となりましたが、たくさんのお父さん、お母さんが応援に来てくれました。
すもうデビューのとことこさんは仲良しのともだちと一緒に"くま"に扮したおとうさん力士とすもうをとりました。
大勢の人が見守る中で土俵に上がることがねらいのとことこさん。毎年お父さんたちの名演技な転び方が子どもたちの気持ちを盛り上げてくれます。
どんどんさん(3才児)ぐんぐんさん(4才児)すくすくさん(5才児)は運動会からのつながりでのたてわりで2チームに分かれて取り組みました。
どんどんさんは一人で土俵に上がるのは初めての年。勝てばうれしいけど負ければイヤになってしまうのが3才児。 はじめは"押す"のがわからなかったり、土俵に上がるのを拒否したり・・・。でも大好きなすくすくさんに、「どんどんさんは土俵に上がることがすごいんだよ」「負けても一生懸命やるとかっこいいよ」 と励ましてもらい、少しづつ力が出せるようになっての今日でした。 みんなの大応援の中、負けるとすくすくさんが頑張った姿をささえてくれました。みんな土俵に上がれて大きくなったね!
ぐんぐんさんはすくすくの取り組みを見てぐんぐん力をつけてきました。はじめは笑いながらやっていた子も真剣そのもの。
たんぽぽのすもうは押し相撲にこだわっています。最近の子どもたちの身体の変化や、ふんばりの弱さへの取り組みであると共に、正面から力をだしきってほしい!そんな願いが込められています。
ぐんぐんさんは、白熱したとりくみが続きました。悔し涙も、うれしいガッツポーズにも心が躍動しているのがわかりました。 仲間の中でうれしいもくやしいもいっぱい体験して大きくなっていくね。
すくすくさんの取り組みはチームごとに対戦相手を決めます。自分が勝ちたい!気持ちはどの子にもありますが、チーム対抗なので、年長としてチームの為に自分は誰と対戦すればいいか、チームの中での自分の役割も考えるのが奥の深いところです。仲間の頑張りを見て奮起する子もいます。取り組みを通して仲間を感じ、育ち合っていく子どもたち。そのため、土俵で向かい合った時の迫力が違います。チームを背負った土俵際のふんばりもすごい!一生懸命な子どもたちの姿に応援の大人たちは涙、涙。子どもたちを応援しているはずの大人たちが子どもたちから元気をもらっているのです。子どもってすごいな!年長さんの取り組みを目に焼き付けたどんどんさん、ぐんぐんさん来年が楽しみです。
力いっぱい頑張った子どもたちに惜しみない拍手が送られました。一生懸命な子どもたちがいる。わが子のみならず、みんなの子を応援してくれる大人たちがいることに改めてたんぽぽの温かさを感じます。こんなすてきな子どもたちの保育が削られることのないように力を合わせていきたいと思います。