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2015/11/18みんなで力あわせて鬼に勝ったの!

たんぽぽ保育園の初冬の行事に幼児クラスがたてわりで取り組む探検大会があります。
毎年運動会が終わると手紙がきて探検に行くか行かないかの話し合いからはじまるのですが。今年運動会が終わって1年生の子が遊びに来てくれた時、「そろそろだね」と。そのくらいドキドキ心が揺れる取り組みなのです。
子どもだけでグループをくみ、すくすくは手紙の主、鬼との対決!ぐんぐんはなぞなぞをとく!、どんどんは泣いてもいいから保育士の手をかりずにおにいちゃんおねえちゃんたちと行く!というのが課題です。
幼児クラスの担任たちも力を合わせ、子ども心をくすぐり、時間をかけていろんな準備を重ねてくれます。(主役はこどもたち。保育士は裏方なんですよね。)
「こわいからいきたくない」「守ってあげるから大丈夫だよ」「みんなが守ってくれるなら」「力をつけて行こうよ」などなど紆余曲折を得て迎えた当日。
四つ池の山に向かう道中、緊張で言葉少なめなすくすくでしたが、みんなの応援を受け、出発!小さい子を気遣い、山の中を歩き、担任に良く似た?みどりまるのなぞなぞを解き、いよいよ鬼とのすもう対決!大きな鬼に泣きながらも仲間の手を握り、「大丈夫、がんばるぞ、おーしよう」と自分を奮い立たせがんばるすくすくさん。
無事宝をもらい、帰路に着くと、保育士に迎えられ、ゴールでそれまでのこらえていたものがあふれて涙するすくすくさんたち。一番大きいすくすくとして怖かったけど逃げないで頑張ったのが本当によくわかり、抱きしめる保育士も涙が。「鬼が3体もいてこわかったけど、みんなで力をあわせたら鬼に勝ったの」と。
愛しい子どもたちです。子どもってえらいな~。
終われば、あれは○○さんだった。鬼はお面だったなどなど(笑)現実と空想の世界を行ったり来たり出来るのは今だけ。その世界にひたり心を揺らし、みんなで力を合わせる体験が子どもたちの心の力になっていく事でしょう。
四つ池を楽しむ地域の方も温かく見守ってくれてありがたい事です。
ファンタジーの世界を大切に見守ってくれる保護者の支えあってこその取り組みであることはいうまでもありません。

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