2016/11/27こわかったけどがんばった(*^_^*)
たんぽぽ保育園恒例の幼児クラスたてわりによる探検大会。自然の中での子どもたちの冒険のため、参観も写真もない行事です。
運動会からたてわりを取り組む幼児クラスにやまんばの子ども"まゆ"から「遊びにおいで」と手紙が届き、行くか行かないかにはじまり、何度かのやりとりで当日を迎えます。
今年はすくすくさんがまゆのおとうちゃんとのすもう勝負。ぐんぐんさんはまゆとのクイズ対決。どんどんさんはおにいちゃんおねえちゃんについて行くというねらいです。
30年以上の歴史のあるこの取り組みですが、「こわいけど仲間がいるから頑張れる」「小さい子たちを守ろう」と揺れながらも仲間とむかっていく姿に「子どもってすごいな~」と改めて感じ、そんな子どもたちの姿を感じ、共感できる保育の仕事ってホントにすてきだな~と思うのです。
さて、今年は「失敗すると立ち直りにくい子どもたちが増えたね」「なかなか自信につながりにくいね」という傾向の中で「ちいさなできた」を積み重ねていこう!ということで、まゆの存在を大きくし、まゆの力もかりながら、子どもたちが「自分たちで頑張った!」と思える取り組みにしようと幼児クラスの保育士たちは力を合わせ作戦を練り取り組みました。
当日はまゆのお父ちゃん(保護者がやってくれます♡助演男優賞ものです。保護者の協力があるからこそできる取り組みです。ありがとうございます)を前にドキドキし、何度もしこを踏みながらもなかなか前に出れない姿もあったようですが、最後はどのグループもみんなで力を合わせて鬼に勝ってお宝をもらってきました(*^_^*)
帰園後「こわかったけど頑張ったよ」と誇らしげに教えてくれた子どもたちです。
速報のおたよりがつくられ、それを読んだ保護者から「おたよりで読んでいて情景を思い浮かべ子どもの気持ちになってしまい、怖さの中、戦い抜いた強さに涙が出ちゃいました。心が大きくなっているんだね」などたくさんの感想をいただきました。
保育の意図をくんでくれる、子どもたちに育てたい力を共有できるって本当にうれしい事です。
子どもも大人も、仲間の存在を感じ、またひとつ大きくなりました。
「仲間がいるから頑張れる」そんな社会でありたいです。