2018/08/15平和のつどい
8月3日、毎年恒例の平和のつどいを行いました。
たんぽぽ保育園では、子どもたちが友だちと関わり、泣いて笑ってけんかする毎日の日常の中で、自分の命やきもちも友だちの命や気持ちも大切にする平和の根っことなる心を育てたいと考えています。そして8月には親子、職員で戦争や命について一緒に考える機会として平和のつどいを行っています。
今年は戦争中、たくさんの動物も殺されたけれど、名古屋の東山動物園の2頭の象が生き残り、戦争が終わり、「本物のゾウを見たい!」という子どもたちの願いを国鉄の方たちやたくさんの大人たちが叶え、ぞう列車を走らせ、全国から子どもたちが名古屋動物園に集まったという実話を映像と語りで伝えました。
このお話は♪ぞうれっしゃがやってきた♪という合唱曲にもなっていて、すくすく組(5歳児)と職員でぞう列車がやってきた、ゾウをかしてください、平和とゾウと子どもたちの3曲を歌いました。
親子で考えた平和のメッセージを描いて、平和を願うゾウのタペストリーつくりました。
「こんな時代だったのは初めて聞きました」という小学生。私たちも戦争を知りません。だからこそ、知るって大事ですね。
「子どもたちが殺したり殺されたりしない世の中でありますように」すべての大人たちの願いですね。そのために私たちにできることは?
ひめゆりの塔に出演したある女優さんが新聞記事に「なんで戦争をとめられなかったの?」と聞かれ「戦争はあっという間にはじまり、はじまったら止めることができないもの」と答えたと載っていました。
「子どもたちの笑顔がありのまま、いつまでも輝き続けますように。そんな世の中をみんなで手をつないで守り続けたいです」
今日は8月15日・・終戦記念日です。