たんぽぽ保育園ブログたんぽぽ保育園の活動

ここ数年、コロナ禍で従来のように実施できていなかった「平和のつどい」が今年度より復活！（年長すくすく組では、コロナ禍においても、平和について親子で考える機会を設けてきました。昨年度は、助産師さんの「いのちのはなし」を年長組の親子が聴きました。我が子の誕生が「奇跡」であることを改めて知る機会となりました。）

今年は、4歳児・5歳児クラスの親子に呼びかけ、平和のつどいを実施。年長組の子どもたちによる歌と「つるにのって」のDVD上映と親子で折り鶴つくり...の取り組みをしました。夕方18:15～の開催でしたが、たくさんの親子・職員が参加をして、知る機会であったり、平和について考える機会となりました。

子どもたちの歌は、「世界中の子どもたちが」（手話付き）と「まあるいいのち」の２曲を披露。

歌の披露が終わると、「つるにのって」～とも子の冒険～　のDVDをみんなで観賞。被爆した少女"サダコ"と友だちになったとも子を通して原爆の悲惨さと平和への思いを描いた作品です。たんぽぽ保育園では「平和のつどい」を続けてきていますが、大切なのは、知ることから始まり、たくさんの人が考えることだと思っています。親子で見たこのアニメーションが考える一つのきっかけになってくれることを願っています。

最後に親子で折り鶴を折ってもらいました。大きな鶴と小さな鶴の親子鶴。出来上がると鶴の羽のところに親子で願い事を書いてもらいましたよ。みんなの願いをいくつか紹介しますね。「ばくだんは　ないほうがいいとおもった」「みんながえがおですごせますように」「みんながせんそうをわすれませんように」「ごはんいっぱいたべれますように」みんなの願いが叶うよう、大人たちが手をつないでいきたいですね。

年長の子どもたちは、この日を迎える前に、子どもたちと担任で一緒に「平和ってどんなこと？」を考えてみましたよ。それが、こちらです。

子どもたちの素直な感情に、胸が熱くなります。当たり前の日常がある事が平和である証拠です。こどもたちの思い、ずっと大切にしていきたいと今年もまた思いました。自分にできること、、、大人として考えていきたいと思います。